志村けんのバカ殿様

志村けんのバカ殿様は今から20年以上も前から続くフジテレビの人気バラエティです。
番組のもとになったのはドリフターズの「8時だヨ!全員集合」というTBS系の番組内のコントだったのですが、それが1986年から「月曜ドラマランド」という枠で初めて独立したコント番組として登場したことで、以降定期的に放送される番組となりました。

志村けんのバカ殿様はドリフターズとしてのコントでもよく使われていた落とし方についてもよく使われており、志村けん独自のコントでありながらドリフターズらしい笑いに仕上がっています。
内容としては放送コードギリギリくらいまでのお色気ネタや下ネタなどが適度に入って来ることもあって、親子で見る時間帯に放映があると必ずどこかから批判がされるというようなことを繰り返していたりもします。

ですが裏を返すとそれだけ多くの人から注目を受けているということでもあり、こんなにも長い期間の人気を維持してきた理由でもあります。

志村けんのバカ殿様のもう一つの特徴は、毎回その時期にかなりの人気となっているアイドルや俳優などをゲストに迎えているという点です。
旬のアイドルを出演させてきわどいネタをさせるという方法はドリフターズの中のコントでもよく見られた方法ですが、バカ殿様の場合にはさらにそれに拍車をかけた内容になっていることがほとんどです。

最近のゲスト出演者の中でもひときわ反響が大きかったのがももいろクローバーZやふなっしー、壇蜜や剛力彩芽といったところです。
視聴者にしてみると「まさかこの人が?」と思えるメンツが登場しては思いがけないようなネタを披露するのでそのあたりも番組を見る時の楽しみとなっています。

ゲストの他にも毎回登場するレギュラーもおり、そちらも時代の流れとともにこれまで何度も変更されてきています。
初期のレギュラーにはドリフターズのいかりや長介や加藤茶といったメンバーも出ていたのですが、番組の回数が進むにつれて次第にドリフターズとは離れた独自の志村けんらしいメンバーで固められていきます。

中にはかなり何度も登場するメンバーであったところ、様々な理由でレギュラーを降板することになったタレントたちもおり、昔の映像などをみると当時あったことなどが思い出されてきたりします。

マンネリといえばそうなのですが、そのマンネリが定型美にまでなっているというところがまた志村けんのバカ殿様らしいところと言えるでしょう。