全力!脱力タイムズ

くりぃむしちゅーの有田哲平がメインの番組

「全力!脱力タイムズ」は、一応はニュース番組のような形を取りつつも「思わず脱力してしまうニュース」を取り上げてそれについてのコメントを出演者が繰り広げていくというバラエティ番組です。

司会とメインMCを担当するのはくりぃむしちゅーの有田哲平で、サブ司会としてフジテレビアナウンサーの春日由実がついています。

もともと「全力!脱力タイムズ 」は前身番組として「全力!脱力ニュース」という2014年の1回だけのスペシャル番組として放送されたものがあり、そのときの好評を受けて翌年2015の4月からレギュラー放送になりました。

番組は金曜日の23:00~23:30までという深夜の時間帯となっていますが深夜番組としてはえげつない演出はされておらず、時にかなり真面目な文化人もゲストとして招いて真剣な話し合いをしていくところが特徴になっています。

番組のメインテーマとして置かれているのが「バカと真面目のバランス」ということで、一見くだらないように思える問題についてコメンテーターと司会とが全力で考えていくというところに面白さがあります。

もともとは「マツコ詐欺」と言われていたことも

番組が開始された2015年の初頭といえば各局のバラエティ番組でマツコ・デラックスが引っ張りだこになっていた時期で、この「全力!脱力タイムズ」でも最初はマツコ・デラックスが準レギュラーとして登場するというふれこみがされていました。

実際視聴者の中にもマツコ・デラックスを見るためにこの番組を視聴・録画していたという人もおり、最初の宣伝の文句と異なりほとんどマツコ・デラックスが出てこないということで「マツコ詐欺」と言われることもあったほどです。

番組が始まったときのマツコ・デラックスの立ち位置は「アシスタント」ということだったのですが、実際には本人はスタジオで他のコメンテーターと一緒に議論をするということはなく、別撮りをしていたり副音声のみの出演であったりしました。

そこで番組がようやく軌道に乗ってきたということで2015年9月からは正式に降板ということでレギュラーや準レギュラーで出演するということはなくなっています。

レギュラー解説員は「全力解説員」と呼ばれていますが、元TBSアナウンサーの吉川美代子や元経済産業省官僚の岸博幸、ジャーナリストの井上和彦などが担当をしています。

またレギュラー陣とは別にタレントやお笑い芸人がゲストとして毎回呼ばれることとなっています。

有田の司会が面白いと評判

番組スタート時こそ「マツコ詐欺」と揶揄されることもありましたが、実際にはこの「全力!脱力タイムズ」は決してタイトルだけの番組ではなく現在でもかなりファンの多い人気番組になっています。

中でも有田哲平の司会のうまさと、各界の文化人が登場してえはくるもののその議論の持って行き方がかなり強引であるということがバラエティとしておもしろいという評価につながっています。

文章だけで面白さを伝えるのは難しいのですが、本当にどうしようもない話を真面目に話し合っているということと、かなり頻繁に本題と全く関係ない脱線した内容で盛り上がったりするという奇病な流れが毎回展開されていくというところに大きな特徴がある番組です。

1回見るとつい次も見たくなっていくというスルメ式の番組と言えるかと思います。