さんまのまんま

「さんまのまんま」は、フジテレビ系のバラエティ番組の中でも歴史の長い、看板番組と呼べるものの1つです。
初回放送は1985年4月からで、関西テレビ系列の吉本興業との共同制作として制作されたものでした。
これまでの約30年にもなる歴史の中には今や伝説となるような有名なエピソードもいくつかあり、この番組でのトークがきっかけで起こるようになった企画などもあるくらいです。
全国でも「さんまのまんま」を見たことがないという人もほとんどいないでしょう。

さんまのまんまといえば、マスコットキャラクターとして有名なのが「まんまちゃん」こと大型の犬のぬいぐるみです。
あまり知られていませんが、このマスコットキャラクターの正式名称は「明石屋まんま」といいます。
番組中では司会の明石家さんまも「まんまちゃん」と呼んでいるので、それが名前だと思っている人がおおいようです。
オレンジ色の体と大きな垂れた耳が特徴的ですが、放映当時はこうした大型のぬいぐるみがマスコットになることはあまりなく、同じく長寿番組として知られる「ライオンのごきげんよう」のマスコットであるライオンちゃんと並んで人気をはくしました。

ところで、関東地域で「さんまのまんま」を見ている人にとって不思議なのが、これまでの放映期間の中でコロコロと放映される時間帯が変わるということです。
1985年の放映当初は月曜日の午後7時からというゴールデンタイムで放映をされていましたが、1994年4月からは金曜日の夜7時、1996年4月からは火曜日の夜7時、2002年4月からは再び金曜日の夜7時からと変更されていき、2009年からは土曜午後1時56分からと全く異なる時間帯に移動になりました。
長い放映期間には他の番組との兼ね合いもありますからどうしてもそうした時間や曜日変更は起こってしまうものですが、「さんまのまんま」ほどたくさんの変更を経験した番組は非常に珍しい例になっています。
どうしてこんなに変更が多いかということについてはいろいろと説があり、他の番組との時間調整の他にもフジテレビが制作会社から番組の版権を買い取るときに、ゴールデンタイムよりも昼間の放送の方が料金が安くなるからといった業界独自の事情も関係してきているようです。
さらに同じフジテレビ系列でも地方局になるとまた全く放映時間が異なってくるので、地方から出てきた人などや東京から旅行に行った人などは「どうして“さんまのまんま”がこんな時間にやってるの?」と不思議に思うこともあるようです。

なおこれまで「さんまのまんま」内で放映されてきたゲストの中でも特に人気が高かったゲスト回としては、それぞれの放送の節目に登場する非常にレアなゲストのときが挙げられます。
100回め放映時には桃井かおり、200回めにはプリンセス・プリンセスといった珍しいゲストを招くのが通例で、中でも1000回めのビートたけしや1100回目の関根勤などは、ほとんど伝説的に言われているゲスト回です。